ソフトウェアの種類はいろいろとあります。ソフトウェアとはプログラムとほぼ同じ意味で使われており、その目的や使用用途によってさまざまな分類に分けられます。一言にソフトウェアといっても実はいろいろな操作目的や制御などがあり、奥が深いものであります。
ここではソフトウェアの種類について分類ごとに説明してきます。
1.フリーウエアとシェアウェア・販売ソフト
ソフトには著作権が必ずついています。しかし、その配布方法や提供方法もさまざまです。よくインターネットで配布しているけど、お金がかかるのかな?と疑問み思ったことはあると思います。
そこで区別するのが「フリーウエアとシェアウェア」です。
フリーウェア
フリーウェアとは、いわゆる無料ソフトであり、だれでもダウンロードなので入手でき使用することができます。
しかしその反面、そのソフトを使ってトラブルが起こった場合(フリーズやデータ消去等)なった場合は、自己責任ですので、製作者側には責任はありません。あくまでも使用者の責任の元に使用されるのがフリーソフトです。
シェアウェア
一方、誰でもダウンロードが出来るけれども、少額の登録手数料やシリアル番号・使用パスワード等を購入しなければならないのが「シェアウェア」です。
シェアウェアはある一定の期間無料で使用できますが、それを過ぎると機能の使用制限や、パスワード入力等がかかり、製作者にお金を払うと、再び使用できます。1回お金を払うと、半永久的に使えます。
一部ですが、機能は制限なしで無料で使えますが、どこかに広告が必ず入るのもシェアウェアの分類に入ります。
ただし、使用に際しては、フリーウェアと同様トラブルがおこった場合も自己責任のものが多いです。
販売ソフト
販売ソフトは企業として認可が下りてるところが製作しているソフトのことをいいます。
販売ソフトはその製作したソフト会社に対して全責任があり、トラブル等が起こった場合は製作した会社が対処しなければなりません。
また、機能拡張や不具合が発見された場合はアップデートという形で最新版のモジュール(ソフトの一部)を配布しています。
販売ソフトを期間で区切って使用してもらうソフトを「体験版」といい、「フリーウェア」とは区別しています。
その他にも「フリーフェア」だけれども製作寄付金を募集している「カンパウェア」や、マイクロソフト社などで、今使っているソフトを修正するためのソフト「パッチソフト」等とあります。
2.ソフトウェアの種類
ソフトウェアにはいろんな種類があります、使用・用途によってさまざま細分化することができますが、ここではソフトの役割を中心に大まかに説明していきます
A. OS(オペレーティングシステム)
OSとはコンピュータ全体をつかさどっているソフトでWindowsやLINUX・MacOS等がこれにあたります。みなさんも良くご存知のエクセルとかワード等のいわゆる「ソフト」はこのOSのプログラムの上で動いています。
OSの性能によって、プログラムの性能も決まってきますので、OSは非常に重要であり、最近では日本でも独自のOSを開発中?という噂もあります。
B ユーテイリティー
ユーティリティーソフトはOSの操作の難しい部分や拡張部分を行うソフトです。ファイルの操作やコンピュータの自動運転ソフト等がこれにあたります。
このユーティリティーソフトをうまく使うことによって、パソコンの環境が改善され、快適生活を送れるようになります。一方、ハードの環境などの操作を直接行ったりしますので、間違った使い方をすると後で後悔することもあります。使用に関しては十分理解した上で慎重に行ってください。
C プログラミングソフト
ソフトを製作するために使うソフトが「プログラミングソフト」です。Visual Basicやホームページ作成のJAVA言語もこれにあたります。
プログラム作成はハードウェアの環境や処理の細分化等、高度の知識を要しますので(私も製作者ですので)あまり、最初から「プログラムを組みたい」とは思わず、少しずつ知識を身に付けてから行ってください
D データベーズ
データベースは膨大ないろんなデータを管理するソフトです。マイクロソフトのアクセス等がこれにあたります。
また、年賀状でよく使う、宛名の管理するソフトも一種のデータベースともいえます。
E 表計算
表計算はエクセルでおなじみですが、他にはロータスやクラリスワークス等いろいろあります。
基本的に縦横のセルがあり、データ入力を行い計算式を入れると、目的とした数字が自動的にでてくるソフトをいいます。
F 文書作成
昔のワープロの機能で、文書書類を作成するソフトです。ワードや一太郎などがあります。
G エディッタ
エディッタとは、ファイルの中身を見たり、修復するときに使うソフトです。文書作成のようなある程度の機能がついていますが、違うところは用紙の概念がありません。あくまでもファイル等の中身を修正することに徹したソフトです。
H メディア再生・編集ソフト
CDやDVD・映像ファイル等を再生・編集するソフトです。マイクロソフトのメディアプレーヤやクイックタイム等がこれに当たります。
I ドローソフト
お絵かきソフトです。単機能はただ単純に書くだけですが、イラストレータ等印刷会社等で使っているものは、幅広い機能があり、その機能を使いこなすには一般の人にとってはとても難しいです。
J CADソフト
建築物や部品構成図などを書くソフトで、精密さが要求されます。それがゆえに、専門の知識がなければ使いこなすのは難しいでしょう。このCADを使った国家認定試験もあります。今はこのCADを使って3次元立体図までかけることができます。
K ブラウザソフト
インターネットエクスプローラ等インターネットを見るソフトです。最近は新生ソフト等も出回り、多種多様のブラウザソフトがでてきました。
インターネットは主にhtml言語を使用して送受信を行っていますが、これを変換してイメージとしてホームページが見れるようになっています。
ちなみに、ホームページのhtml言語はインターネットエクスプローラの場合、メニューの「表示」から「ソース」を選ぶとそのホームページのhtml言語のプログラムが見れます。
L モジュール・ランタイム
アプリケーションソフトを動かすための機能を集約したシステム構成のソフトです。モジュールソフトがなければ動かないソフトもありますので、注意してください。
M 会計ソフト
会社の資産・経費・売上等を管理するソフトです。弥生会計などがあります。値段はけっこう高いですが、貸借対照表や損益計算書まで作成できます。
また、今では昔とちがってある程度計算してくれますので、データ入力がきちんとしていれば精密な帳票が出来上がります。
弥生会計のお試し版がありますので参考にしてください。→これは使えるネット通販
【サイト内リンク】にあります。
N アクセサリ
OSの手の届かない機能を手助けしてくれるソフト。時計やディスクトップの壁紙の変更、サウンドの選択などがあります。アクセサリソフト等を上手に使うことによって、パソコンがより使いやすくなります
O エミュレータ
WindowsなどのOS上で他のOSを動かすソフト。例えばWindowsでMacOSを動かしたり、WinXP上でWin98を動かすこともできます。たまに使うDOSプロンプト等も一種のエミュレータでWindows上でMS-DOSを動かしているわけです。
P ラインティングソフト
CD-RやDVD-Rなどハードディスクやフロッピー以外の媒体に書き込みを行うソフト。有名なのはCD-Rを書き込むビーズクルー等があります。
Q ベンチマーク・監視ソフト
ベンチマークとは、今現在のハード等の状態を検査して統計をとり、他と比較することをいいます。
CPUやメモリー等の現在の使用状態や性能を監視し、異常があると警告を発するソフトです。また、プリンタのユーティリティソフト等もこの分類に入ります。
Windowsの「ごみ箱」について
ここではWindowsの「ごみ箱」について少し説明しましょう。
Windowsの「ごみ箱」は普段なにげなく使用しファイルを削除していますが、この「ごみ箱」は非常に謎が多いものです。
パソコンで自分で作ったエクセルファイル等を削除するときに、通常であればごみ箱へドラックし、「ごみ箱を削除する」でファイルを消していますよね。実はこれは見た目では削除なっていますが、実際にはデータがきちんと削除されていないのです。少し説明していきます
1.Windowsのごみ箱の実態
ごみ箱は一つのフォルダに見えますが、実際には「Recycler」という名前で特殊なフォルダみたいなプログラムであるということです。
ファイルをごみ箱に移動したときにゴミ箱はあくまでもフォルダであるためファイルが残りますが、それと同時に、「Recycler」自信でファイルの名前・元のパス・移動した日時など、不要と判断されたファイルのリストを別で作っているのです。ですからごみ箱で「元に戻す」を選択した場合、そのリストによってすばやく元のフォルダに復元できるのです。
2.ごみ箱の削除の原理
ごみ箱で「空にする」を選択した場合、実際には次の原理で行っています。ディスクフォーマットがFATの場合、ファイルはインデックス領域(ファイルの情報を書き込む領域)で管理されています。
ファイルABC001.TXTを削除した場合
インデックス領域では
| ABC001.TXTという名前 | ファイルの属性 | 開始クラスタ(データの場所) |
というようになっているのを、ABC001.TXTという名前の最初の1文字目を(E5H)という特殊な制御文字で置き換えて
| (E5H) | BC001.TXTという名前 | ファイルの属性 | 開始クラスタ |
に置き換えているわけです。
ドライブがNTFSの場合インデックス領域はありませんが、このインデックス領域と同じようなところがフォルダごとに設けられています。
削除の原理は同じです。
つまり、ファイルをごみ箱で空にして削除したとしても実際にはファイルの名前を書き換えただけで、実際のデータはハードディスク内にきちんと残っている、ということです。
ですからパソコンを人に貸したり、破棄する場合はきちんと市販のソフトでファイルを完全削除する必要があります。
実際に削除したファイルをソフトを使って復活させて情報流出した犯罪等もありますので気をつけましょう。