レンタルサーバー選びはよく考慮しましょう

 最近、レンタルサーバの選び方を教えてくださいという質問が多くなってきました。

使用目的が多くなり、また数多くのホスティング業者(サーバ業者)があり、サービスもいろいろと増えてきた反面、皆さんの知識や経験がついていかなくなってきたからだと思います。

ここでは、そのレンタルサーバを選ぶ時のポイントや知識を勉強していきましょう。

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1.サーバの種類

サーバの種類は大きく分けて3つあります。


1. 共用型

中小規模用・難しい知識は不要


 1つのサーバ本体を皆で共有します。月額数千円程度の料金のサーバは全てこのタイプとなります。


2. 専用型

大規模用・ある程度の知識が必要


 容量が無制限に近いサーバで、ソフトのインストールや各種設定の変更ができ、使用目的の制限もありません。自由な運営ができます。

 ただし、月額の料金については、数万円から数十万円と高くなります。


3. 無料サーバ

商用には不向き。

 初心者や、個人運営で維持費をかけたくない人にはいいと思います。

 ただし、各種プログラムが使えない・容量に制限がある・広告搭載が義務付けられるなど各種制約が多く、思い切った使い方をする人には不向きです。

 またアドレスに関してもドメインは決められておりますので、認知度は低くなります。

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2.サーバを使用する目的。

サーバを使用するに当たって、目的がはっきりしていないと使用対コストのバランスが崩れる場合があります。使用の目的についてはおおまかに次のようになると思います。

1.ホームページ公開型

主に個人や企業の情報をホームページと使って公開するものであります。ホームページの作りかたによってはいろいろなオプションが必要になります。オプションの詳細については後に詳しく説明します。

2.ショッピング型

いわゆるネット通販のサイトで、単独のサイトの場合はホームページ公開型と同じく各オプションが必要になります。またショッピングモールの場合、運営側で決められたフォームを使って出品することができ、各種オプションも完備されていますので、手軽に行えますが、その反面、1品につきいくらというような料金が発生します。

3.データ共有型

 レンタルサーバをデータ保存場所とし、それを特定の人同志で共有し、使用するというものです。簡単なデータであればいいのですが、企業秘密や個人情報といったものに関してはデータ漏洩が心配されるため、各種セキュリティの強化が必要になります。

4.グループウェア型

 グループウェアとは社内の情報を共有し、業務の効率化を図るためのソフトで、各種スケジュールや各会議室の管理など、あらゆる業務を管理します。またインターネットを使用するため外出先や離れた営業所からでも見たり書き込んだりすることが可能となります。

 セキュリティに関してはソフト側でもある程度行っておりますが、万全ではないため、サーバ側でもセキュリティの構築が必要となります。

5.ブログ型

 ブログとは毎日の起こった出来事や情報を日記みたいな形で情報を公開するもので、最近爆発的に増えています。面倒な知識が不要で、あらかじめ運営側で決められたフォームを使い、簡単に誰でも手軽に更新できます。ただし、ホームページとは違い、古くなったものに関しては削除される場合があります。またいろんなものを書き込めるので、手軽さはありますが、一歩間違えると人を傷つけたり、犯罪の助成となったりというような問題がおきてきており、各人の書き込みのマナーが問われます。最近ではこのブログに関してのいろいろな制限等が設けられている方向にあるようです。

 ほかにもいろいろな使用用途があります。

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3.サーバの選び方(基本編)

容量

 サーバをレンタルするにあたり、まずチェックしなければならないのは「容量」です。

 ディスク容量・Web容量・メール容量とあります。

 Web容量はホームページやデータが使用できる容量です。メール容量はメールの保存として使用できる容量です。

 つまり
 Web容量+メール容量=ディスク容量となります。

転送量

 転送量とは、サーバから呼び出されるデータの量のことを言い、ホームページにアクセスがあったり、メールを送信したり、ファイルをダウンロードしたりした時のデータ合計の量で、閲覧者が多くなったり、ホームページのページ数や画像が多くなるとこの転送量が大きくなります。転送量の制限がある場合、それを超えた場合は追加料金が徴収される、もしくはアクセス不可となる場合があります。

 あくまでも閲覧者側からのデータ送受信の容量の合計であり、自分がホームページを更新してサーバにアップロードする容量ではないので注意してください。

独自ドメインとサブドメイン

 独自ドメインとサブドメインが可の場合、自分で好きなアドレスを取得できます(料金が発生します。)

 アドレスがaaaa-bc.co.jp の場合、aaaa-bcの部分がドメイン名、coの部分がサブドメイン名となります。

 ドメイン名が不可の場合アドレスがabc.aaaa-bc.co.jpとなり、abc部分は自分で決めることができますが、aaaa-bc.co.jpの部分は決められたものを使用します。

商用利用

 商用利用とは営利目的で利用する場合のことをいい、ホームページを使用しての物品販売や有料会員の勧誘等をいいます。

基本料金と初期費用

 

 基本料金は毎月払う料金のことをいいます。初期費用はサーバをレンタルするにあたり、各種設定や登録時に発生する料金で、初回月は基本料金+初期費用がかかります。

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4.サーバの各種プログラム(オプション編)

CGI

 Common Gateway Interfaceの略語で、サーバ側で動くプログラムのひとつです。

 CGIの代表プログラムといえば、掲示板やアクセスカウンター、ネット通販で必要なショッピングカート、ホームページ運営で必要なアクセス解析等があります。

 またホームページからの問い合わせ等でメールなどに自動返送するプログラムもCGIで作成されています。

 CGIはホームページ上で双方向通信を行う事が出来、またその記録を保存出来るので、閲覧とのコミュニケーションが取れます。また、サイトを効率良く運用するためのデータ収集資料にする事も可能になります。

 ただしCGI は一歩間違えるとプログラムの暴走によりサーバダウンの危険性もあるため、あらかじめ用意されているCGI 以外は禁止しているところや、全くCGI不可の所もあります。

PHP

 

 PHPとはPHP: Hypertext Preprocessorの略でWEBページを記述することに特化したサーバーサイドスクリプト言語です。

 代表なものとして掲示板やチャットといったようなものがありCGIプログラムと似ていますが、PHPはWeb内部でプログラムを起動させるため、処理速度が速く、それに対しCGIはWebサーバの外でユーザ側からからアクセスがあるたびに新たにプログラムを起動するため、を実行するたびにサーバ側のCPUやメモリに負荷がかかるといった違いがあります。

SSI

 SSI は Server Side Includes の略であり、ホームページファイルの中に組み込みコマンドを書くことによって、サーバ側でコマンドを実行し、結果をホームページファイルの場所に挿入してから送信する技術のことです。そのため、サーバは常にホームページのファイルにSSIのコマンドがあるかどうかを確認し、命令があればコマンドを実行して表示させるという作業を繰り返しておりWebサーバにかかる負荷は大きくなります。

Java script

 Java scriptはNetscape社が開発したプログラミング言語でホームページ上に時計やカレンダーを設置したり、文字に装飾をつけたり、マウスの制御を行ったといったことができます。

 Javascriptには内部型と外部型があり、内部型はホームページに埋め込むことによって制御する。それに対し外部型はサーバ上にプログラムを置き、ホームページが命令を呼んだときにそのプログラムを実行するものです。

My SQL

 My SQLは無償で入手でき、扱いやすいリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)です。データベースとはさまざまなリストを一覧にして管理することを言います。最大の特徴は検索の高速性に重点を絞った設計になっており、UNIX系各種OSやWindowsなど各種OSで使用できます。

SSH

 Secure Shell (SSH) は、TCP/IP ネットワークを経由して、あるコンピュータから別のコンピュータへデータを転送するときに、データの機密性、整合性および認証を確実にするために、強力な暗号化と認証機能を行うものです。今日ではこの暗号化が一般的になり、世界中で使用されています。

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5.サーバの選び方(応用編)

 上記ではサーバ選びの基本を学んできましたが、ここからは選ぶコツを学んでいきましょう。

 共用サーバの場合、「1台当たり収容契約者数」が目安になります。これは通常は100±50程度(大規模なサーバを導入している場合は除きます)ですが、これが数百から数千に及ぶようなホスティングサービスは、共有ユーザーが多い分トラブルの発生する可能性も高くなります。つまり、だれか1人が何らかの原因でサーバをダウンさせた場合、何人に影響が出るかといった考え方となります。

 次にサーバの設置場所です。

 「サーバの設置場所」が海外の場合、物理的にも遠くにあるわけで、当然応答速度も遅くなります。日本国内にサーバを設置している業者を選ぶのがよいでしょう。

 企業がビジネスに使用する場合には、独自で取得したドメインの移転はできるのか、またSSL(暗号化通信)には対応しているかも、重要なポイントとなります。EC(イーコマース)で使う場合、マシンのOSやデータベースサーバーの種類も調べておく必要があります。

 あと、重要となるのが「サポート体制」です。

 大半の場合、メールでのサポートが中心となりますが、この対応の「親切さ」、「わかりやすさ」、「返信のスピード」が重視されます。ただ料金やサービス内容だけで決めるのではなく、実際に運用する前に質問事項をサーバ運営会社にメールしてみてください。返信内容で決めるのもひとつの手です。

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サーバのセキュリティ体制について

 各サーバ運営会社では、最低でもウイルスチェック、ポート開放の制限(ファイヤーウォール)、SSL暗号化は標準になっています。しかし、それ以上の高度なセキュリティを要求したい場合、別途料金がかかり、コスト高となる場合がありますので注意してください。また、中にはセキュリティ重視のプランも各運営会社で出ていますので比較するといいでしょう。

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