まずはパソコンの内部をのぞいてハードウェアの知識を身につけましょう
ハードウェアとは電子回路や周辺機器など、目に見える物理的な構造の総称です。ハードウェアの構成により、パソコンの性能が決まります。
みなさんはパソコンを使っていますが、実際パソコンの中身はどうなっているのか?知っている人は少ないと思います。
実際、組立パソコンを行った人は分かりますが、ほとんどの人は用語は聞いたことがあるけど・・という人が多いのでは?
ここでは簡単にパソコンの構造と簡単な知識を身につけましょう。
(後日パソコンを買い換えたり、組み立てるときに非常に便利になると思います。)
パソコンにはデスクトップ型とノートブック型があります。
ノート型の場合、ICチップセットが小さいため、ここではあえてデスクトップ型で説明していきます。
パソコン内部の構成
パソコンの中身はマザーボード(CPUやメモリー含む)、電源、ケーブル、ハードディスク、フロッピーディスク CD-ROMで構成されています。





マザーボードとその周辺機器について
1.CPUについて
CPUはデータを処理する要の部分で日本語で「中央演算装置」と呼びます。パソコンはこのCPUの処理能力によって、全体の処理速度が決まってきます。
昔は真空管を使ってこの「中央演算装置」の部分を作っていました。その当時は今の計算機の能力(+、-、×、÷の四則演算)をするだけで、コンピュータの大きさがなんと100坪以上の大きいコンピュータだったというから驚きです。
その後、コンピュータ(らしき物)が出来たときは、だんだん性能向上するとともに、もっと大きくなると言われてきましたが、トランジスタやICの飛躍的な技術向上によって、逆に小型化が進みました。
いわば、CPUはICを集合させたものであります。つまり、いろいろなICやトランジスタの組み合わせの電子回路がこのCPU一つになって、今日のパソコンの要となったわけです。そしてICの小型化やCPUの開発研究が進むにつれてパソコンの小型化となり、その応用技術が携帯電話等あらゆる電化製品に組み込まれました。
CPUの種類について
CPUは代表的な会社にはINTEL(インテル)社があります。皆さんは「ペンティアム」という言葉をCM等で聞いたことがあるはずです。この「ペンティアム」がCPUの種類の1つであり、他にもいろいろあります。
代表的なのは、インテルの「Pentium4」「Celeron」、AMDの「AthlonXP」の3種類です。

インテルの特徴は信頼性が高く、多くのメーカー製パソコンで採用されています、
特にペンティアムに関してはCPUの性能の先端をっており、その性能からいくつかの性能を削除されて、低価格で処理スピードのみを追求したのが「Celeron」です。
インテルの特徴は信頼性が高く、多くのメーカー製パソコンで採用されています、特にペンティアムに関してはCPUの性能の先端をっており、その性能からいくつかの性能を削除されて、低価格で処理スピードのみを追求したのが「Celeron」です

それに対して、最近勢力的にインテルを追従しているのが、AMD社です。
代表的なCPUは「AthlonXP」で低コストCPUとして知られています。
最近のCPUは改良して多くの処理情報を一度に消化できるので、ゲーム機派という人にはお勧めです。
しかし、このCPUの短所は壊れやすく、またバルク品(保証や説明書などがない物等、いわば流れ物の新品)が存在するため、パソコンを組み立てる人にとって要注意です。(メーカー製などのパソコンは動作保証をきちんと取っているので安心して下さい。
CPUの処理能力は「クロック数」という数字で表します。実際どのくらいのスピードかというと、ホームページ上では体験できませんが・・・
単位として
1000Hz = 1KHZ、1000KHz = 1MHz、1000MHz = 1GHz となります。
例えば、今のパソコンのCPUのクロック数が800MHzだとしますと、次に購入予定のパソコンのCPUスピードが1.6GHz(1600MHz)だとすると、2倍の処理スピードとなります。
よって、処理のスピードはCPUのクロック数で決まります。(メモリーを多くしたからといって、パソコン処理スピードが断然上がるわけではありません。→くわしはメモリーについて)
メモリーについて
メモリーは本来は記憶装置の総称ですが、実際はコンピュータ内でデータやプログラムを一旦記憶する所を示します。俗に言うRAM(ラム)とも呼ばれています。実際のデータの処理は上記のCPUが処理を行いますが、データとCPUは直接やりとりは行わず、一旦このRAMに格納して、CPUはこのRAMからデータを取り出して処理を行います。
このメモリーが大きければ大きいほど、データを大きく溜め込むことができ、CPUは効率よくフル回転で処理を行うことができます。
よってCPUの速度を有効活用するためにはこのメモリーの容量が非常に重要となるわけです。いわば、作業所内で大きい部屋で仕事をするのか、狭い部屋で仕事をするのかといった具合です。



メモリーには最近はSDRAMというのが主流ですが、最近DDR SDRAM という種類のメモリーが出てきました。
DDR SDRAMは簡単にいうと、右図の8畳の部屋を2階にし、16畳の作業スペースを確保しているといった感じです。そのため、例えば256Mのメモリーでも、実際の処理では倍の512Mの容量を出してるといった感じです。そのため、サーバー等データ処理を有するコンピューターに多く使われていますが、ここ近年は一般のパソコンにも使われています。ただし値段に関しては当然普通のSDRAMよりも高いのが現状です。
メモリーの型番の記述には
PCxxx yyyMB DIMM RIMM SO-DIMM CLzzz
となっていますが、PCxxx はメモリーを動かすクロックと呼ばれる速さの数(人間で言えば、行動が早いか遅いか)、yyyMB は メモリーの容量、DIMM RIMM
SO-DIMMはメモリーの種類、CLzzz はメモリーが「読み書きしろ」と命令を受け取ってから、実際に反応するまでの時間(反射神経の時間)となっています。これらの数値は実際にはマザーボードと呼ばれる、パソコンの命令を司どる基盤の仕様に依存します。
マザーボードについて

パソコンの基本的な動作や外部入出力装置(ハードディスクやマウス・キーボード)などのデータ等の受け渡しを行っているのが、マザーボードです。
マザーボードの性能は重要で、マザーボードのスペックによって、使えるCPUやメモリー等が決まってきます。
メーカーパソコンでは最初からマザーボードの仕様を決めて作成されているので、あまり気にしませんが、実際パソコンを自分で組み立てたりする場合、非常にマザーボードの選別が重要となってきます。
ややもすれば、変なマザーボードと使うと、後々後悔する・・といった場面もあります。
マザーボードの種類は多数あり、ここでは詳しく紹介できませんが、どんなCPUを使って、どんなメモリーを使うか選定してから信頼あるメーカーのマザーボードを購入したほうがいいでしょう。
最近は、組み立てパソコンが人気があり、それに伴い、マザーボードも性能がよくなり低価格なものが出てきました。
初心者・中級者にはLANやビデオカード(VGA)が一体となったマザーボードを選び、知識に余裕がでてきたら、他のパーツを導入してパワーアップすることをお勧めします。
マザーボードはBIOS(バイオス)というプログラムで動いております。、コンピュータのスイッチを入れたときに、出てくる画面がバイオス画面と呼びます。
バイオスはマザーボードの動きを司るプログラムで、CPUや各ICチップの処理の方法をこのプログラムが動かしています。このプログラムがないとパソコンは絶対動きません。
バイオスは書き換えてバージョンをアップさせることも出来ますが、ここで注意しておかなければならないのが、書き込みに失敗すると、二度と使えなくなるということです。
たしかにハードディスクのデータは残っていますが、バイオスのプログラムが動かなければ、当然CPUやハードディスクが動きませんので、パソコンはただの箱・・ということがあります。
バイオスの書き換え等にはよく各社のホームページや説明書をきちんと理解した上で、分かっている人に聞きながら慎重に行ってください。
このバイオスの書き換えは、特に今現在使用しているCPUをバージョンアップする場合やマザーボードの動きに不具合があり、修正となる場合などに行われます。
自作のパソコンだけでなく、メーカーのパソコンも実はCPUを変えることが出来ますので、「パソコンが遅くてしょうがない」と買い換える前に、一度じっくり検討してみてはいかがですか?(バイオスの書き換えには十分に注意してください。失敗した場合は自己責任で終わってしまいます。)
【追記】マザーボードの選び方
マザーボードはいろんな種類があります。
マザーボードには主にATXとmicroATXとあります。
簡単に言うとATXは通常の規格の大きさのボードであり、PCIスロットが5つあります。それに対してmicroATXはミニタワー型でPCIスロットが3つあります。
CPUの種類によって「ソケット」といわれるCPUを差し込むコネクタの形状が決められております。使うCPUに合ったソケットを選びましょう。
また同じソケットでも「FSB」といわれるCPUを動かす周波数が違いますので、CPUに合ったFSBを選択してください。(FSBが大きいほど早いCPUを搭載できます。)
マザーボードごとに対応できるCPUが違いますので、メーカーホームページ等のCPU対応表でどのくらいのCPUが搭載できるか調べてみてください。
また、普通はマザーボードは1つのCPUで動作しますが、中には2つのCPUを持つものもあります。
これはサーバー等などに使われるもので、違った処理をたえず行う場合等発揮します。しかし、高度の処理をしない限りは、普通のパソコンレベルだと少々もったいないので、普通は1つのCPUで最速のものを選びます。
あとはインターフェースと言われる外部ボードの問題で、ビデオカード・LAN一体型や、逆に何も装備していない(下手するとUSBもついていない)物まであります。
究極のこだわりでカスタムメイドを行うために、なにも装備していないものを使う場合もありますが、普通は、後日の拡張できる余地を考慮しつつ、最初はビデオカード・LAN・USBの一体型のチップセットのものを購入したほうが良いでしょう。
それで、余裕ができたら、PCIカード等で拡張し、内部一体型の部分はバイオスの画面で機能の切り離しが出来ますので、切り離しを行ってPCIカード等を使用してください。
あとは周りのハード等との相性問題があります。相性が悪ければ動作等に非常に影響します。評判等についてBBS等で調べてみてはいかがでしょうか。
フロッピードライブについて

フロッピードライブはみなさんもご存知の通り、フロッピーを読み書きするドライブです。
最近は各メーカーがこのフロッピードライブがないパソコンを出してきました。(フロッピドライブ搭載モデルを廃止?)
しかし、私個人としては、絶対あったほうがいいと思います。(しかもUSB等の外付けではなく、内蔵型)
私も仕事柄いろんなパソコンを修理してきましたが、やはり立ち上げの最後の手段となるのがフロッピーです。
たしかに今のCDやUSBメモリー等からすれば記憶容量は少なく、使い勝手が悪いと言われてきましたが、もし、CDも使えない(CD-Rがなぜか読めない)・・ハードディスクもあやしい・・といった場合に、とりあえず何とか電源を入れて立ち上げる場合にはやはり必要となります。
普段は使わないけれでも、トラブルが起こった場合に修復に重要なカギとなるのがフロッピードライブです。
ハードディスクについて

ハードディスクはデータやファイルを書き込むところです。windowsでドライブCなどがこれにあたります。
一昔までは、容量も少なくとても高価なもので、汎用コンピュータと呼ばれる大きなサーバーにしかありませんでした。しかしハード技術の向上によって容量も大きく安価となり、現在ほとんどのパソコンに搭載しています。今では搭載していないパソコンの方が珍しくなりました。
ちなみに、私が一番最初に手にしたハードディスクは容量が150Mバイト(CD-Rよりも容量が小さい・・)で価格は4~5万円台といった今では信じられない高値でしたが、その当時(何十年前?)は大容量の部類でした
今は30Gバイトから100Gバイトはあたりまえ、下手すれば数千Gバイト(テラバイト)といったハードディスクがありますが、ここで注意しなければならないことは、ハードディスクは永久に使えるわけではない。ということです。
特に初心者や一般の人はなぜ?と思うかもしれませんが、ハードディスクは絶えず読み書きを行っており、一日に何万回と読み書き、読み書きを繰り返しているわけです。当然ディスクも劣化してくるわけです。
人間と同じ、若いときはどこも病気もなく動いていますが、年をとることに病気してきます。
また、昔は少ない容量のため、ディスク上では一つの読み書きのスペースは広く大きく使えていましたが、ディスクの大きさは同じで高容量となると、当然高密度な状態で読み書きを行います。
その状態で何らかの原因でディスクそのものに傷がつくと、突然動かなくなり、データが失われる・・・そう、それが皆が一番嫌ってる
ディスククラッシュです<
ディスククラッシュしたら、物理状態の故障ですので、ほぼ修復不可能です。データを何とか取り出すために、業者に依頼すると、何十万円とかかります。
ディスククラッシュを防ぐためにはポイントはいくつかあります。
まずは こまめにディスク診断を行い、最適化を行うことです。ディスクの診断はディスクに傷や変な壊れてるファイルがないか診断し、最適化はディスク上のばらばらに置いてあるファイルを作業を効率よくするために、整頓をかける作業です。
いずれも、マイコンピュータからドライブを選択し右クリックでプロバティを選択すると、ツールの中にありますので、こまめに行いましょう。
二つ目は購入するときに、流通している最大容量・最速容量のものをすぐ買わないということです。
私のところにも結構ディスククラッシュことで相談がきますが、約1/3がこの原因です。
当然、容量が大きくなったり、回転速度が速くなったりして一見良いように思いますが、たしかにハードディスクそのものは良いものの、マザーボード等の制御がそのハードディスクに追いつかなくなり、結果としてクラッシュしてしまうケースが多発しています。
適正なスペックで細かいメンテナンスをしっかり行い、一番確実なのは、大事なファイルは必ず同じディスクではなく、別の媒体(別のハードディスクやCD-R等)にバックアップをとり、もしものために備えるということです。
CDドライブについて

CDドライブは皆さんも分かる通り、CDを読み書きするとこです。昔は読むだけでしたが、最近はCD-Rというものが出来て、CDも作れる(書き込むことが出来る)ようになりました。
CDドライブに関しては、よっぽど変なメーカーではない限りはどのドライブもほぼ安心して使えます。
これは、各メーカはOEMで出しており(OEMとは、あるメーカーがドライブを作って、それを他のメーカーで買って自分のブランド名で出す)技術が安定しているためです。
ですから、例えばA社のドライブだが、ドライバをインストールすると、ハード名には全く違うB社の名前が出てきて、型番が同じこともよくあります。
私がお勧めしたいのは、ハードがせっかく低価格なってきましたので、どうせ購入するなら、今話題のDVDも書けるドライブをお勧めします。
DVDには映像だけではなく、CD-Rと同様、データも書くことが出来ます。DVD-Rだとなんと4.7Gバイトの容量があり、また、最近ではメディアそのものも安くなってきましたので、容量換算からすると、安上がりとなります。
またDVDも書けるドライブはCD-Rも書けるので、これ1台あればいろんなことに使えます。
ぜひこれから購入を検討している人はDVD-Rのドライブも考慮にいれてみてください.
ビデオカードについて
マザーボードと同様に選定時に重要視しなければならないのがビデオカード(グラフィックボード)です。
主にデスクトップパソコンのタワー型に搭載されており、他のタイプのパソコンでは、オンボード(チップセット内蔵)となり、マザーボードと一緒になっています。
ビデオカードの性能を決める重要な要素がビデオチップです。ただ、搭載チップ(GPU(Graphic Processor Unit:グラフィックプロセッサーユニット)自体は限られており、「nVIDIA社」か「ATI社」のほぼどちらかとなります。
ビデオチップにはそれぞれに名称がついており、カード名称は「ビデオカード本体のメーカー名&チップ名」の組み合わせになっているため、性能等の判別が可能です。
大まかな目安として チップ名の番号が ローエンドは200~300番台 メインストリームは500~600番台 ハイエンドは700番台という区分けになります。
ハイエンド 3Dゲームを最高の環境にしたいうユーザーのビデオカード
メインストリーム 普通に3Dゲームが遊べれば良いユーザー向け
ローエンド 3Dゲームはプレーしないユーザー向け
となります。
ビデオカード選びには次の点を注意すると良いでしょう。
1.チップの冷却装置の有無
ビデオカードには通常、チップの冷却ファンがついているものが多いようです。しかし、回転音が気になる場合もありますので、静音ファンをお勧めします。ファンレス(ファンがついていない)のもありますが、熱暴走を起こす危険性もあります。
2.バスの種類(AGP あるいは PCI Express)
バスの規格(ビデオカード専用の高速通信規格)は「AGP(x8)」が主流でしたが、最近では「PCI Express(x16)」が登場しています。またPCI規格のもあります。それぞれ互換性はないので、マザーボードの規格をしっかり確認して、間違って買わないように気をつけて下さい。
3.出力端子のチェック
モニタケーブルをつなぐコネクタの種類により、アナログRGB(D-sub 15pin。主にCRTモニタ)とDVI(Digital Visual
Interface。主に液晶モニタ)と異なっています。
IRQとDMAについて
パソコン内部(PC/AT互換機)に、新たに拡張カードや機器を増設する際には、それらがCPUやアプリケーションソフトとの情報の交換ができるように、システムリソースを割り当てなければなりません。 代表的なものとしてIRQ、DMA等があります。ここでは少しこれらについて記載していきます。
1.IRQについて
IRQとはInterrupt ReQuest の略で、PC の周辺機器がCPU に対して送出する割り込み要求のことを言います。
この割り込み要求には0番~15番までの合計16個の番号が付けられいて、パソコンに接続される周辺機器は、必ず1つの機器に付き1つ以上、この番号が必要になります。
【割り込み要求について】
パソコンはマウスの動きに反応したり、ハードディスクを読み書きしたり、音を鳴らしたりといろいろな処理を複数同時に進行しなければなりません。
しかし、その動きを司どっているのがCPUですが、1つの処理が終わるのを待って、次の処理を実行していると、とても使い物になりませんが、実際、普通のパソコンではCPUは1つしかありません。同時にできる処理も1つだけです。
そのため、ある処理を行なっている時でも、パソコンに接続されているその他の機器(マウスやキーボード等)から要求が発生した場合、CPUが現在行なっている処理を一時中断し、別の処理を行います。これを処理の割り込みが発生するといいます。
この割り込みによってそれぞれの機器は、CPUの処理が必要な場合にのみ他の処理を行なっているCPUを呼び出し、割り込み処理を実行させるようにします。
ただし、割り込みがない間はCPUは主目的の処理を行なっているので、CPUを効率的に使うことができているということとなります。
実際にCPUが、どの周辺機器から割り込み要求がきたのかを区別するために0~15番までの割り込み番号をつけたのがIRQというわけです。
CPUはIRQの番号をを周辺機器につけて、「何番目のIRQが割り当てられた機器から割り込み要求が発生したのか」を識別するようになっています。
IRQはPIC(Program Interrupt Controller)と呼ばれる割り込みコントローラによって管理されています。
このPICは1つあたり8個の割り込みを管理することができます。
一般のPC/AT互換機ではPICを2個使用しているので、8個×2個で16個の割り込みを管理することが出来、0番~15番までの16通りの番号が付けられています。
しかし実際には、IRQとして使うことが許されている番号は、このうち15個だけです。
IRQは1つの機器につき1つ以上必要であり、かつ番号が重複しないように割り振らなければなりません。
なぜなら、番号が重複すると、CPUはどの周辺機器から、割り込みの要求がきたかを判断できなくなってしまうからです。
IRQが競合すると、どのデバイスから割り込み要求があったかを判断することができなくなり、システムの動作が不安定になったり、あるいは機器類の認識が行われなくなります。
また、もともと1~15番までの番号しかないのに、そのほとんどの番号は最初からシステムやハードディスク、フロッピーディスクなどの内部機器にも割り当てられているため、簡単に割り振ることができません。
システムで割り当てられるIRQ
| IRQ番号 | 機器名 |
|---|---|
| IRQ0 | システム予約 |
| IRQ1 | システム予約 |
| IRQ2 | カスケード接続用 |
| IRQ3 | COMポート |
| IRQ4 | COMポート |
| IRQ5 | 空き |
| IRQ6 | FDドライブ |
| IRQ7 | LPT1ポート |
| IRQ8 | システム予約 |
| IRQ9 | カスケード接続用 |
| IRQ10 | 空き |
| IRQ11 | 空き |
| IRQ12 | PS/2マウス |
| IRQ13 | システム予約 |
| IRQ14 | プライマリIDE(HDD) |
| IRQ15 | セカンダリIDE(HDD) |
| IRQ16 | 空き |
このように、空いているIRQは、一般的なマシンの使い方をしている場合は、IRQ9(または2)、10、11の4つだけと、非常に少なくなっています。
もしIRQの空きがないのに新たにデバイスをパソコンに接続したいといった場合、原則として、IRQに空きがなくなった場合には、CPUが割り込み要求を受けられなくなるため、それ以上システムに対して機器を増設することはできません。
ただしPCIバスでは、IRQの共有が可能になっています。
2.DMAについて
DMAとはDirect Memory Accessの略称で、CPUを介さずにメモリーにアクセスする仕組みのことです。
また、DMAを制御するコントローラをDMAC(DMA Controller)と呼びます。
HDDなどの周辺機器からプログラムを読込んで実行する場合、
HDDからデータを読込→メインメモリ→CPU→プログラム実行
という形式になりますが、これらの処理はすべてCPUが司どっております。
しかし、初期のパソコンCPUの速度が遅かったため、、このような負荷のかかる作業をCPUから軽減させるためにDMA方式が採用されるようになりました。
PC/AT互換機に採用されているDMACはメモリーとI/Oの間のデータ転送のみを行います。
このDMAを利用すると、CPUがメモリーとI/O間のデータ転送作業を行なっていた時間を、別の処理に使うことができるため、システム全体のパフォーマンスの向上となります
パソコンのスペックに関して
ここではパソコンのスペックに関しての知識を少し身に着けましょう。
よくネット通販や家電の折込チラシでパソコン製品を見るとスペック一覧が載っています。
しかし、スペックの数字が大きいほうがいいということは分かっていますが、実際、どのスペックが大きければどんな風にいいのかいまいち分からない人が多いのではないでしょうか。
今回はそのパソコンのスペックについて詳しく勉強していきます。
1.商品名・型番
見てのとおり商品名と型番ですが、たとえば同じ「B」というパソコンでも内部の仕様(CDドライブがDVD-R仕様だとか、TVチューナがついている、いないなど)では型番が違ってきます。メーカー側ではこの型番でパソコンの仕様の区別をしているわけです。
ですから、見た目は同じパソコンでもA電気店とB電気店ではこの型番が違って値段も違うケースがありますので、きちんと型番までチェックしましょう。
2.OS
OSとはいわゆるWindowsが何が入っているか?のことです。現在はWindows XPとVistaが主流です。Windows XPの場合、大きく2つに分かれます。
Home edition 家庭用に作られたOSです。通常使う分には問題ないですが、ネットワークなど高度の技術のものは出来ません。いわゆる機能限定版です。
Professional edition WindowsのXPに入っている機能がフルに使えるOSです。もちろんややこしいネットワークやサーバー管理等も出来ます。
またVistaの場合は4種類に分けられます。
家庭向け Home Basic
インターネット、メール、文書作成や編集などを主に使う個人ユーザー向けで、DVD作成や統合的な検索機能等はついていません。本当に初歩的な機能のみ
です。
家庭向けHome Premium
Home Basicの機能に写真、ビデオ、テレビ、映画、音楽、ゲームなどのデジタルエンタテインメント機能を付加したものです。
ビジネス向けBusiness
企業用のOSで家庭向けHome Premiumからデジタルエンターテイメントをとった製品ですが、画面ペンタッチできるタブレットPCやアプリケーションやファイルをより簡単に検索できるWindowsAeroという機能が出来ます。
Ultimate
Vistaの機能がフルに使えます。
3.CPU
CPUの動作周波数が早ければ処理スピードも速くなります。
CPUの種類は大まかにインテルとAMDの2社に分かれます。
インテルのPentiumは処理負荷が高い場合に威力を発揮します。CeleronはPentiumの安価版で処理能力は少し劣りますが、通常使う分には問題ありません。
AMDのAthlon X2は高性能のCPUに当たり、省電力として有名です。このAthlon X2の安価版がAthlon LEになります。
4. チップセット
チップセットとはCPUなどを動かし、基本的な動作をつかさどる基盤の心臓部のところです。(マザーボードと呼ばれています)
いくらCPUの性能が良くても、このチップセットが悪ければ、CPU本来のパフォーマンスが発揮できません。
またこのチップセットにはサウンドカード機能がLAN機能が含まれる場合もあります。その場合はチップセット一体型と呼ばれることが多いです。
5.メモリー
メモリーはアプリケーション等を動かすときに必ず必要になります。メモリーの大きさが大きければ大きいほどいいわけです。ここで1つ気をつけなければならないことは、Windowsが使うメモリー容量も考慮しなければならないということです。
XPの場合、最低でも256MBの容量を使用するため、256MB+αを考えてください。またメモリーはあくまでもアプリケーションが使用する容量であって、画面の表示等に使うメモリーはこのメモリーではなく、「ビデオメモリー」というものです。動画再生で画面が不安定な場合は、普通のメモリーを増設してもあまり効果がないということです。
6. HDD
HDDはハードディスクの容量のことであり、数字が大きいほど容量があるということです。
7.ドライブ
最近はマルチドライブというのが出てきました。マルチドライブというのはCDのほかにDVD-R DVD+R 場合によっては DVD-RAMも使えるということです。使用用途に合わせてメディアの規格を分けて使えます。
CD-ROM とかDVD-ROM という表記の場合 読み込み専用となり、書き込みが出来ません。
CD-R/RW とか DVD-R/RW という表記の場合 書きこみもできます。
そのほかにもオプションとか付属品とか、保証内容とかといった表記があります。
これを頭に入れておけば次回のパソコンの購入時に役にたつのではないのでしょうか。